はじめに


 2000年のある日、娘と外で遊んでいた時に、自然のなかで過ごす時間の豊かさにかけがえのないものを感じ、“持続可能な社会づくり”を目指してひまわりの種の会を設立しました。これまで地球温暖化を防止していくことを目的に、自然エネルギー・省エネルギーの普及啓発と、環境教育を柱に事業を行ってきました。

 北国に暮らす私たちは、冬の暮らしにどうしても多くのエネルギーを消費してしまいます。それを、自然エネルギーや省エネルギーを組み合わせることによって総合力で解決できないだろうか。二酸化炭素を極力排出しない「ゼロカーボン住宅」ができないだろうか。いま、そんな夢に向かっています。消費者でもある私たちの選択肢が広がり、そのような住宅や建築物を選択できるようになれば、二酸化炭素を排出しない持続可能な地域への転換にもつながることでしょう。

 ひまわりの種の会は、省エネ住宅を普及促進するために、今年度から環境省の委託を受け、自治体、企業、NPOが連携する「主体間連携モデル推進事業」を実施します。その事業の中でまず最初に、「北海道内における屋根のリフォーム時等の省エネ対応促進事業」を行ないます。屋根一体型太陽光発電の情報、環境にやさしい豊かな暮らし方などを、講師を交えて、セミナーや体験学習で広めていきます。

 これから住宅の購入や改装をお考えの方に、“住むことが環境にやさしい住宅”を知っていただき、気もちの良い豊かな暮らしに結びつく一助になれば幸いです。