シルヴィ・ギエム「最後のボレロ」


23日、札幌厚生年金開館でギエム最後の「ボレロ」公演を見に行きました。
アカデミックな舞台を鑑賞する機会の少ない私にとっては
最初で最後のギエムの「ボレロ」です。
深紅の円卓の舞台は何故ギエムでなくてはならなのか?
そのナゾを知りたくて食い入るように見つめていました。
だって、「ボレロ」はトップダンサーであれば演じることができそうな
振り付けだと思ったからです。
でも良く分かりませんでした。
細胞全てが躍動する表現だからなのか?
重力に逆らうようなしなやかな舞だからか?
ギエムと比較する対象がなく、結局ギエムの本当のすごさが良く分からないまま
「ボレロ」が終った瞬間、
割れんばかりに鳴り響く拍手、オールスタンディングオベーション、
何度ものカーテンコール!
気が付くと嗚咽をこらえ、私は一身不乱に拍手をしていました。
”なにがスゴイか良く分からないけどとにかくスゴイ”

一緒に舞台を見た娘が、これからの人生の中で”本物のすごさ”
を理解していってくれるだろう。
ありがとう、ギエム!