ライオン


久しぶりに「さいとうたかお」のマンガを読みました。
「サバイバル」(平成7年リイド社発行)
天変地異で東京をはじめ日本中が破壊されて、ライフラインが途絶え、
自給自立で生き残っていく少年の物語です。
都会に住む人間の盲点をついた力作です。

「食物連鎖」と「外来種」についてとっても分かりやすい記述がありました。
◎一頭のライオンが生きていくためには、年間200頭のシマウマが
 必要とされている。
 このシマウマを養うためには、20平方万キロの草原が必要であり、
 もし、この草原に新種の害虫が発生し、草原の半分を枯らした場合、
 100頭のシマウマが餓死し、やがてライオンも餓死する。
 このように、1種類の死滅が、やがてはほかの生物の絶滅を引き起こすという、
 恐ろしい危険をはらんでいるのである。(ワイド版5巻より抜粋)

絶滅危惧種(レッドリスト)に多くの生物がリストアップされていますが、
知らない動物の数種類が絶滅してたからといって、人の生活にカンケイないかも。
と、つい思いがちかもしれませんが、「サバイバル」に書かれていることは
人と生き物との関係、生き物が生息している場所との関係を
とても分かりやすく表現しています。