シリコンのこと


 太陽電池の基礎素材で多くを占めるシリコンを国内で量産できるようになるようです。
 日本経済新聞8月19日の記事によると、新日本製鉄では、太陽電池の年産2千トン規模の新工場を2010年までに建設するそうです。新日鉄の他にもJFEスチール、トクヤマなどが太陽電池向けの多結晶シリコンを量産する計画です。
 国内でシリコンが調達できるということは、今後安定した価格で太陽光発電の一層の普及が見込まれます。
 私たちが自然エネルギーをPRするときに「何年でモトとれるの?」という言葉を時折耳にすることがあります。つい最近までは、「15年ほどでモトがとれるようです」と答えていましたが、ふと思うことがありました。
 それは、テレビやDVDなどを買う時に“モトを取る”ことを考えて買うことはあまりないかも、という思いです。今までは“我が家に太陽光発電”はなにか特別な出来事だったのかもしれません。
 国内生産のシリコンの量産によって太陽電池の価格がさらに手頃になると嬉しいですね。
 太陽光発電はテレビやその他の家電ように電気を消費し続ける物ではなく、電気を創出し続ける“スグレモノ”です。
 もう少ししたらテレビなどを買うのと同じ感覚で、生活を快適にするアイテムのひとつとして「どこのソーラーにしようっか」という会話があちらこちらから聞こえてくるかもしれません。(9月6日FMアップル放送より)