「環境コミュニティー仲間づくり合宿」を開催しました

さっぽろ環境インタープリター養成講座2017の締めくくりとして、「環境コミュニティー仲間づくり合宿」を開催しました。

「環境」に配慮した街の魅力を伝えていく″語り部”が集い、それぞれの活動を支援し合い、活動の価値を高めていくためのコミュニティーづくりについて意見交換をしました。
まずは、参加者それぞれが携わっている活動や、関心事について共有。
どのような工夫でより効果を上げて有意義な活動につながるか多くの意見やアイディアを出し合いました。
また、新たな自主事業の案として、電気自動車を利用した防災対策や、リサイクル折り紙講座など、いろいろとご提案をいただきました。

また、第3回講座でお世話になった杉谷氏からマルメロジャムをご提供いただき、改めて講座全体を振り返る機会ともなりました。

本事業を通じて出会った人材同士が関係を深め、他団体との連携の兆しが見えるなど、よい機会となったと思います。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

公開講座「夢はロケットと共に」を開催しました

さっぽろ環境インタープリター養成講座2017の一環として、「夢はロケットと共に~持続可能な宇宙開発を学ぶ」と題して、講座を開催しました。

北海道大学の永田教授をお招きして、宇宙ロケットの開発についてお話いただきました。
赤平市の植松電機さんの協力を得て、開発されたのが「CAMUI(カムイ)ロケット」であり、発射場以外の普通の場所でも打ち上げ可能なほど安全なため、”脱法ロケット”なんて呼ばれることもあるそうです。

打ち上げ費用の大きな部分を「安全確保のためのコスト」が占めるため、どんなに小型化しても打ち上げコストが下がらない、との話に驚きました。
この問題を打破するために、「例え失敗(爆発)しても安全なロケット」を目指したのが始まりだそうです。
実際、開発段階で何度も爆発しているそうですが、地元の赤平市では「今日も景気のいい音だね~」と言われる程度で、被害は皆無とのこと。凄いですね!

大樹町でロケットを打ち上げたIST社が注目を集め、いよいよ日本の宇宙開発も民間に広がりを見せています。
永田先生の研究するロケットが、今後ますます重要になってくるような気がしました。

なお、CAMUIロケットの燃料はプラスチックであり、以前にはペットボトルのふたを集めて、それを燃料にして飛ばして見せたこともあるそうです。意外とエコかも?

普段は知ることのない貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。

「W圭子の夢は夜ひらく?!」を開催しました

さっぽろ環境インタープリター養成講座2017の一環として、公開講座を開催しました。

今回は、札幌市中央区にある鴨々堂(古民家カフェ)をお借りし、石川圭子さんと磯貝圭子さんの「ダブル圭子」さんを講師としてお招きして、魅力的なお話をしていただきました。

石川圭子さんからは、「都市型自然エネルギーの実践」をテーマにお話をいただきました。
建築物の耐用年数は何年か。という問いかけから始まり、柱として使われている木材の質から建築物解体後のリサイクルの話しへと、建築の歴史に伴って大きな時間が動いていきます。
はっとさせられたのは、現在繁栄している都市の姿が、建築物の耐用年数が過ぎた頃にどのような変化をもたらすか、というところでした。
建築、インフラは先を見据えた仕組み作りと持続可能な計画が必要である事を学びました。
古民家の鴨々堂を舞台に実践・研究中である、「都市でも利用できる」ペレットストーブ、ロケットストーブ、小水力発電等の様子について、とても興味深いお話を伺うことができました。

磯貝圭子さんからは、「女優が伝授!伝え方の秘訣」をテーマにお話をいただきました。
目を閉じて周辺の音を意識するところから講座が始まりました。
「音」に意識を集中することで、人の話に集中する素地ができるとのこと。
次に役者訓練で使われる手法によるワークショップへ移行。
まずは「最近印象に残った出来事」について、ペアになった相手の話をお互いによく聞き合います。
そして、その聞いた話を「自分が最近経験した話」として参加者全員の前で発表。
他人の話しを理解しながら聴く姿勢と、共感する事、分かり易く他者へ伝達するポイントを学ぶことができたと思います。
最初は不安げだった参加者の表情が、講座の終わりには輝く笑顔になる講座でした。

場所をご提供下さった鴨々堂さん、ありがとうございました。

「世界が注目する水の浄化システム」現地学習会を開催しました

さっぽろ環境インタープリター養成講座2017の一環として、バスツアーを開催しました。

今回は、札幌市南区定山渓にある豊羽鉱山を訪れました。
一般の方は見学が難しい豊羽鉱山ですが、今回は特別に見学させていただき、水の浄化システムと、水源を守る取り組みについて学習してきました。

 

まずは豊羽鉱山会議室で資料を頂き「坑廃水処理事業」のお話を聞きました。
豊羽鉱山では銀、亜鉛、鉛、インジウムなどを採掘していましたが、平成18年に操業を停止、休山しています。
しかし、その後も発生し続ける坑廃水(坑道の中に染み出してくる地下水で、有害な金属を含んでいる)の発生メカニズムや有害性と、それを安全に処理をするための仕組みについてご説明いただきました。

そしていよいよ抗内に移動し、さまざまな設備について説明を受けました。
本山坑水処理設備では坑廃水をポンプでくみ上げ、原水槽へ供給し石灰で中和処理した後、沈殿物を分離しているそうです。

 

豊羽鉱山では、この排水処理を操業停止後も100年間に渡って続けていきます。
もしこの処理が止まってしまえば、札幌市の水源である豊平川へ有害な金属を含む廃水が流れ込み、汚染されてしまいます。
本山、おしどり沢、石山の3つの地域にまたがって設置された排水処理システムが、2重3重に安全性を確保してくれている、ということが分かりました。

豊羽鉱山の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

公開講座「ジャガイモ料理と北海道クラフトビールを飲む会」を開催しました

さっぽろ環境インタープリター養成講座2017の一環として、「ジャガイモ料理と北海道クラフトビールを飲む会~地産地消で学ぶ、地球温暖」と題して、講座を開催しました。

場所は狸小路の並び、創成川沿いの「月と太陽BREWING」さんです。
こちらは、店舗に小さなビール工房を併設していて、そこで醸造されたビールをお店で飲める、というスタイルになっています。 クラフトビール(=手作りのビール)と呼ばれ、近年全国的に増えているとのこと。

 

店主でビール職人の森谷さんから、ビール造りのことや、このお店を作った経緯など、様々なお話を伺いました。 ビール造りに使う「ホップ」にもたくさん種類があり、実際に匂いをかいでみるとそれぞれ個性の違う香りであることが良く分かりました。
そして、ビールの色もとてもカラフル! 手作りならではの個性派ビールがいろいろとありました。

そしてビールに合うお料理も、最高に美味しかったです。
今回取り上げたジャガイモにも、いろいろな種類があり、調理方法も様々で、ビールとの相性を考えて工夫されているとのこと。

市販のビールが苦手というかたも、ここでなら好みのビールが見つかるかもしれませんね。

ご協力いただいた「月と太陽BREWING」の皆様、ありがとうございました。
ご参加くださった皆様もありがとうございました!また飲みに行きたいですね~

 

公開講座「パンの音を聴く」を開催しました

さっぽろ環境インタープリター養成講座2017の一環として、「パンの音を聴く」と題して講座を開催しました。

今回は小樽市銭函にある「菓子工房ゆぅ」さんにお世話になりました。
(なお、こちらのメインはお菓子作りの教室で、お菓子の販売は行っていないとの事ですのでご注意ください)

 

裏のお庭が、家庭菜園と呼ぶにはかなり立派なミニ畑になっていて、色々な野菜や果物を育てていらっしゃいます。
今回の講座でも、ここで採れたお野菜を使ったお料理を美味しくいただきました。

焼きたてのパンが本当に、「パキパキ」とかすかな音を立てるのを知り、びっくり!
畑づくりから、食材のこと、そして銭函のまちづくりについてなど、様々なお話を伺うことができました。 美味しくてためになる、とても素晴らしい講座になりました。

菓子工房ゆぅ様、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

環境広場さっぽろ2017でエコツアーガイドを実施しました

昨年に引き続き、今年もエコツアーガイドを実施しました。
さっぽろ環境インタープリター養成講座の一環で、インタープリターの貴重な実践の場となっています。

今年は札幌市さんの全面的なご協力の下、本当にたくさんの方がツアーに参加してくださいました。
想定以上のツアー参加希望があり、途中でお断りするケースもあるほどの大盛況で、スタッフ一同もてんやわんやでしたが、なんとか無事に最後まで運営することができました。

ブース見学でご協力いただいた、環境事業公社様、コカ・コーラ様、太平洋セメント様には本当にお世話になりました。
お蔭さまで、参加者の皆さんにも大変喜んでいただけました。ありがとうございました。

札幌市の職員の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました&お疲れ様でした!

公開講座「札幌人図鑑増刊号!」を開催しました

インターネットサイト「札幌人図鑑」で有名な福津京子さんをお招きし、「札幌人図鑑増刊号!」と題して講義をしていただきました。

札幌人図鑑の裏ネタも盛りだくさん!

インタープリターとしてのポイントも的確にまとめてくださいました。
なにより、福津さんが自分の言葉で率直にお話しする様子が
〃伝わる伝え方〃だなぁと、感心いたしました。
また、世代間、価値観のギャップを越えるためには「傾聴」の姿勢が大切とのことで、カウンセリングにも通じると思いました。

語り部、翻訳家であるインタープリターの資質として、知識を披露するばかりではなく、対面した相手の気持ちに寄り添う姿勢が大切だと学ばせていただきました。

福津京子さん、そして参加者の皆さま、ありがとうございました!

「円山動物園体験ツアー ZOO~っと仲良し★動物と人間」を開催しました

さっぽろ環境インタープリター2017 プレ講座 「円山動物園体験ツアー ZOO~っと仲良し★動物と人間」 を開催しました。

まず最初は環境について遊びながら学べる、環境教育ゲーム「ガバチョ」を行いました。
(詳しくはこちら https://goo.gl/dPgS5P)

参加者の皆さんも初めは戸惑いながらでしたが、ルールを理解するにつれて熱い戦いが繰り広げられていました。
3つのテーブルに分かれてプレイしたのですが、
鍔迫り合いの末に地球を滅亡させるテーブルもあれば、互いに協調して地球を守るテーブルもあり、
三者三様のプレイスタイルを見せていただけました。
プレイ後の感想では、
・思いがけず夢中になってしまった、楽しかった
・経済発展と温暖化防止をうまく両立させる難しさや重要性をゲームを通じて学べた
などと、大好評をいただきました。

ランチタイムには多くの方がいろいろと差し入れを持ち寄って下さり、参加者皆で美味しく頂きました。

その後、コカ・コーラ北海道ボトリングの方から水資源を守る取り組みについてお話をいただきました。
特に、利き酒ならぬ「利き水」で、硬水と軟水の違いを当てるクイズは面白かったことと思います。

札幌市環境局の方からは、「食品ロス」についてお話をいただきました。
先ほど食べた自分の昼食と関連付けて考えることで、より身近に感じられる話となっていました。

そして最後にお待ちかねの「動物園バックヤードツアー」を実施しました。
動物園のお姉さんにアテンドしていただき、普段は入れない動物園の裏側へ。
動物たちの食べ物を保存している巨大な冷蔵庫の中を見せていただきました。
果物や野菜だけでなく、何と生きたイモムシも保存されていました!
その隣には巨大な冷凍庫があり、お肉や魚がカチンコチンに凍って保存されていました。
動物たちが一日に食べる量を当てるクイズなどもあり、とても楽しく学ばせていただきました。

動物園ではほかにも自然エネルギーの利用を推進していて、太陽を電気や熱として活用しており、
その展示も見学しました。

動物園は、人間も含めた動物たちが暮らすこの地球の環境を守っていくことの大切さを学ぶ、重要な場所だと実感した一日でした。

参加くださった皆様、ありがとうございました。

さっぽろ環境インタプリター養成講座2016 最終回講座

最終回

さっぽろ環境インタプリター養成講座2016もいよいよ最終回を迎えました。

前半は、「地球温暖化が及ぼす食への影響~変化する食環境、これからの北海道の姿を知る~」と題して、北海道立総合研究機構 道南農業試験場長の、加藤 淳様にご講演をいただきました。
(直前に、どさんこワイドの取材を受けていたそうで、19日に放送されるそうです。要チェック!)
道総研では、北海道の農業が2030年代にはどうなっているのかを予測し、それに向けての対応策の検討を行っていて、その内容についてお話をいただきました。
気候は、温暖化により春・秋で気温上昇の一方、夏は多雨になるため、農作物には様々な悪影響が出てくるとのこと。
農業王国である北海道にとっては、非常に大きな問題となることが、改めて分かりました。

後半は、「ZOO~っと仲良し。動物と人間~成功するインタープリテーションの秘訣とは?~」と題して、札幌市円山動物園参与(前旭川市旭山動物園長)の、小菅 正夫様にご講演をいただきました。
人類の有史以来、動物園は人類にとって欠かすことのできない存在だった、という歴史から、現在の絶滅が危惧される野生生物たちの現状まで、非常に多岐にわたるお話でした。
そして、「今回の講演にあたり”インタプリテーションとは何ぞや”と思って調べてみたところ、旭山動物園で試行錯誤してやっていたことが、まさにそれだったのだ、という事が分かった」という事で、様々な事例を交えつつ、インタプリテーションの本質を鋭く突くお話は、まさに圧巻でした。
環境インタプリターとして、目からウロコの内容だったと思います。

今年は運営の不手際で、認定証の授与式を行うことができず、大変申し訳ありませんでした。 認定証は郵送にて皆様の元へ届けさせていただきます。
今回、1年間受講された方向けの認定証に加え、2年間受講された方向けには「ゴールド認定証」をご用意させていただきました。
また、認定基準に到達しなかった方にも「出席証」をご用意いたしました。

終了後には、受講生とスタッフを交えた打ち上げも行い、今年の講座を振り返るとともに、今後の展開についてもいろんな意見が出て、非常に盛り上がりました。 (参加してくださった受講生の方へ、認定証の授与も行いました)

来年度もより一層の充実を目指して参りますので、皆様のご協力・ご参加をよろしくお願い申し上げます。