さっぽろ環境インタプリター養成講座2016 第7回を開催しました

前半部分は、野菜ソムリエで「リトルジュースバー」(札幌軟石を使った素敵なお店!)の経営者でもある萬年暁子さんの講義でした。札幌近郊、北海道内の農家さんと連携し、規格外野菜や果物をジュースやスムージーとして提供しています。
その取組みは札幌にとどまらず、台湾でも紹介されていました。
流通や規格に乗っている消費行動に一石を投じるビシネスモデル。規格外でも美味しい食材をわたしたちに届けてくださっています。
「野菜や果物はコモディティ化しており、低価格競争になりがちだが、お米はブランド化によりスペシャリティへと抜け出し、高付加価値を実現した」というお話からは、普段スーパーで何気なく見ている食品を改めて振り返る視点を得られたと思います。

 

後半部分では、北海道バイオディーゼル研究会の前田慎一さんにご講演いただきました。
家庭や店舗で使用済みの天ぷら油を回収。集めた油をBDF(バイオ燃料)に加工して、公共工事の発電機やトラック、除雪車などで再利用するという事業をおこなっておられます。
なんと、開催中のさっぽろホワイトイルミネーション会場では、バイオ燃料で発電機を動かして、その電気で点灯しています!(1丁目から4丁目まで)

「燃料はメイドイン北海道で!」
力強い前田さんの言葉が心に響きました。

さっぽろ環境インタプリター養成講座2016 第6回を開催しました

実践講座として、発寒北(ハツキタ)商店街のハロウィンイベントと連携してワークショップを行いました。

ハツキタ商店街のイベントにおいて、札幌市環境局さんが”節電アクション”という取り組みを実施しており、「地域のイベントでエコ啓発活動を行う」事例として、今回取り上げました。
ハロウィンということなので、参加者の皆さんにも多少仮装をしていただきました。(無茶ぶりでしたが、ご協力ありがとうございました!)まずは、札幌市さんの活動をちょっとお手伝いしつつ、イベント全体の様子も見学しました。 その後、「地域のイベントでエコな取り組みをするアイディア」を考えるワークショップを実施しました。
仮装の衣装を古着リサイクルで作成してもらい、それをオークション形式で品評してはどうか、など「楽しみながらエコを考えてもらえるような取り組み」が大事であるという意見がでました。

この場で出たアイディアは市職員の方々にも聞いていただきました。今後の参考にしていただけると幸いです。

今回の講座は、環境インタプリターとして学んだことを現場で生かしていくにはどうしたらいいか、ということを考える機会になったのではないでしょうか。

さっぽろ環境インタプリター養成講座2016 第5回を開催しました

今回は体験型学習として、バスツアーを実施しました。
環境に配慮した取り組みをしている企業様を見学し、事例を学習するとともに、企業の説明担当者様からインタプリテーションの技術についても同時に学ぼう、という一石二鳥な企画です。

まずは株式会社アレフ様(某宗教団体とは全く無関係です!)を訪問。「びっくりドンキー」などの飲食店を展開している会社です。 恵庭市にある工場と、「えこりん村」(農場型テーマパーク)を見学させていただきました。
工場では、各店舗や地域の学校などから回収したてんぷら油を原料に、バイオディーゼル燃料の製造を行っている取り組みを解説していただきました。
特に、幼稚園や小学校を通じて回収を行っているので、地域で育った方たちに「てんぷら油は資源」というリサイクル意識が根付いている、という話には感銘を受けました。 やはり、幼少のころから環境問題に触れる機会があるというのは重要ですね。

えこりん村では、小樽ビール工場から出た「麦芽の搾りかす」をバイオガスプラントで処理してメタンガスを作り、発電機を回して熱と電気を作って施設内で利用し、同時にプラントから出てくる液肥を農場で牧草を育てる肥料にしている、という取り組みを解説していただきました。 また、レストランの生ごみも専用の機械で処理して肥料にする取り組みも紹介していただき、隅々まで無駄なく循環されているとのこと。
事業活動で出てくる廃棄物をうまくリサイクルし、循環型のエコロジーなシステムを作り上げていることに、参加者の皆さんも感心していました。

次にサッポロビール工場の見学を行いました。 こちらでは工場案内の「解説のプロフェッショナル」から多くのことを学び取ることができました。 もちろん、最後には美味しいビールで乾杯!

とても充実したバスツアーでした。

さっぽろ環境インタプリター養成講座2016 第4回を開催しました

第4回講座は、第3回の実践講座の振り返りをワークショップ形式で行いました。 「KPT」という手法で、Keep(継続したいこと)、Problem(問題点、課題)、Try(次回に向けた改善)の3つの観点から意見を出し合うことで、振り返りを実施しました。

ワークショップでは各グループから活発な意見が出されました。特に、「事前の準備段階にもっと時間をかける必要があった」という意見が多数ありました。 ここで出てきた意見は、次年度の実践講座に反映させていただきます。

さっぽろ環境インタプリター養成講座2016 第3回を開催しました

第3回講座では”実践講座”として開催しました。

札幌市のイベント「環境広場さっぽろ」の場内を案内するエコツアーにおいて、受講生の皆様に、実際にガイド・スタッフを担当していただきました。
メインのガイドは昨年度の修了生が担当し、本年度の受講生はサポートスタッフとして参加しました。
場内の一般参加のお客様を案内する中で、コミュニケーションや、リスク管理など、現場を体験することでしか学べない事がたくさんあったと思います。
環境インタプリターとしてのスキルアップに大いに役立つ経験となったのではないでしょうか。

第1回・第2回講座を開催しました

「さっぽろ環境インタプリター養成プログラム2016」第1回・第2回講座を、7/21に実施しました(同日連続開催)。

※写真入りのレポートはこちらのFacebookページをご覧ください

第1回講座は「お互い幸せになるホスピタリティ実践術」と題して、濱野正洋氏にご講義いただきました。
ホスピタリティとは何か?サービスとの違いは?といった基本から始まり、ホスピタリティの好事例の紹介、インタプリターとホスピタリティの関連性等の解説は、まさに目からウロコでした。
そしてホスピタリティを実践するのに必要な「みる」と「きく」を、グループワークを交えて実践的に学びました。
ホスピタリティというのは、非常に応用範囲の広いスキルだと分かりましたので、普段のお仕事でも活用できそうです。

第2回講座は「不特定多数と接するときのリスク管理を考える」と題して、三上真広氏にご講義いただきました。
この講義では、次回の実践講座「環境広場さっぽろ場内エコツアーガイド」を想定して、どのようなリスクが考えられるか、リスクを洗い出すための手順や注意点について学びました。
グループワークでは、どのようなリスクがありうるか、各自でポストイットに書き出して共有するワークを行いました。
「あ、なるほど」と思わされるものもあり、自分ひとりの視点からは見落としがちなリスクがあることを改めて実感しました。

いよいよ次回は実践講座「環境広場さっぽろ場内エコツアーガイド」となります。環境インタプリター初のデビューとなりますので、頑張りましょう!

開校式を開催しました!

本日、「さっぽろ環境インタプリター養成講座2016」の開校式を開催いたしました。開校式垂れ幕
まず初めに、当会代表の新保よりあいさつと、講座のオリエンテーションを行いました。
その後、テレビでおなじみの気象予報士、菅井貴子さんより、お天気と環境をテーマに基調講演をいただきました。

北海道の気候のすばらしさや、それによる恵みの数々の話からは、菅井さんの北海道愛が伝わってきました。
そして、「異常気象は、地球の悲鳴」として、近年の異常気象の増加、温暖化の進行による天気の変化が私たちの生活に及ぼす影響など、気象予報士ならではの視点から、分かりやすくご解説いただきました。
また、”お天気とビジネス”の話題として、ドイツでは高気圧や低気圧に対する「命名権」を販売し、天気予報で名前を読み上げるビジネスがあるのだそうです(企業などの広告になる)。目からウロコでした!
これから8回に渡り講座を実施して参りますので、
今回ご参加された方も、今後参加予定の方も、
どうぞよろしくお願いいたします。