FMアップル報告 グリーン水素

2月23日の放送は2つの話題をお届けしました。

○風力と太陽光で水素をつくる
○北海道内間伐材のペレット活用
です。

はじめに、2月17日に開催した太陽光パネル工場見学会の
様子をお話しました。

○風力と太陽光で水素をつくる
太陽光発電と、風力発電を組み合わせて水素を作る新技術の
実証実験が開始されたそうです。
今話題の燃料電池の原料である水素を作るためには、
天然ガスやメタノールなどを利用しています。
水素を作る時も自然のものを活用できると良いね、
というのが私達の願いであります。
この度のニュースは、その願いを実現するための大きな一歩の
ようです。
発電した電力は、遠隔地にある酪農家や、遠洋漁業船用の電力
などに利用できます。
また、災害時などの緊急の発電装置としての利用もできそうです。
自然を利用して作る水素のことを「グリーン水素」と言いますが、
新技術がこのような形で開発され進んでいくことは、
とても嬉しいことだと思いました。
(参考:北海道新聞記事2月2日)

○北海道内間伐材のペレット活用
胆振支庁大滝村では、地元のカラマツ間伐材を利用して
ペレット燃焼実験を始めました。
同村では、実証実験を踏まえて、観光施設や小中学校に
FF式ペレットストーブの導入を検討しているそうです。

以前、間伐材を扱っている事業者さんのお話を伺ったことがあります。
その時の、
「かかるコストの割にビジネスとしては厳しく、しかし、川や海につながる
 山や森を大切に育んでいくことは資源を守る上でとても重要なことなのです」
とおっしゃっていたことを思い出しました。
間伐材はその資源を守っていくために必要なのですが、
なかなか有効に活用する機会がない、とご苦労をお話されていました。

今回の話題は、間伐材の有効利用法として発展していくと、
一石、2鳥3鳥が期待できる事業かもしれません。
例えば、観光施設などで、間伐材ペレットストーブで「焼きイモ」(地元の)など
を作って観光客にふるまう(もしくは販売する)などアレンジできたら、
活性化につながらないでしょうか….。

自分が観光をする時は、地元の食や特色を堪能したいと思うものですから…。

(参考:北海道新聞2月3日)

百聞は一見にしかず

「百聞は一見にしかずですね」とお二人の方がおっしゃいました。
きっと参加された方は皆さんそう思われたかもしれません。

今日は、普段なかなか立ち入ることが出来ない工場見学をしました。
始めは、石狩市に所在する伊藤組木材株式会社様の「太陽光パネル工場」。
北海道で太陽光パネルを制作している唯一の工場です。

まるで食品加工工場のような清潔感で、作業されている方がひとつづつの
行程を、確実、丁寧に作業されていました。

見学会に参加された方が、「太陽光発電に一歩近づきました」
と感想をのべられて、とても嬉しく思いました。

「北海道に工場ができたので、北海道内で需要が伸びて欲しい」
という感想もありました。

北海道は冬の雪の印象が強い地域ですが、日照量は全国平均と
変わりのない地域はたくさんあるのです。
北海道に降り注ぐ太陽エネルギーがもっと活用できたら、
二酸化炭素削減に大きな効果をもたらしますし、
化石燃料の節約に貢献できるのです。

太陽光パネル工場を見学した後に、隣接する木材加工工場を
拝見し、次に、同じ石狩市に所在する佐藤水産株式会社様へ伺いました。

佐藤水産株式会社様では、環境に対する取り組みが、今流行りの
CSR(企業の社会貢献)が取りざたされるかなり以前から
熱心に取り組まれていることを一消費者として感じていました。

太陽光発電導入もされていて、10Kw規模の設備が導入されていました。
今回は「生ゴミ処理機」を中心に環境へ対する貢献のお話を
伺いました。

生ゴミ処理機では、レストランから出た生ゴミを処理している様子を
拝見しました。
出来た堆肥は、農家で使用し(農家での再処理もして)出来た作物は
またレストランの食材に利用したり、販売をしているそうです。

フリートークで質疑応答の時間を設けてくださいましたので、
「費用対効果」について伺いました。
太陽光発電や、生ゴミ処理機、その他経営に取り組まれている環境配慮については
”経費”がかかります。
その経費に関しては、
○化石燃料を節約したい
○安全で安心な製品を提供したい
という理念に基づいて、企業の姿勢として取り組まれているようです。
見学会の後に、味噌漬の鮭と鮭ソーセージをお土産に買いました。
参加者の方も昆布飴や鮭の薫製などをお土産に買っていたようです。

スーパーに行っても外国産の野菜や魚肉が増えて、
豊富な商品の割には買いたいものが少ないと感じるなかで、
佐藤水産様の商品は、安心して食べられる食材です。

今回の工場見学と学習会を通じて、改めて、実際に見て触れて感じる
ことで「実感」する大切さを教えていただきました。

今回、ご理解とご協力をいただきました
伊藤組木材株式会社様
佐藤水産株式会社様
に深く深く感謝申上げます!

また、お忙しいところご参加くださいました皆さまの
お陰で楽しい時間を過ごさせていただき、感謝でございます。

様々な情報は即座に手に入るようになりましたが、
「百聞は一見にしかず」
体験する楽しみと、理解の深さは、なにより得難い経験です!

FMアップル報告「雪の利用」

放送前の打ち合わせでイチゴの旬はいつか、という話題になりました。
みなさんはいつだと思います?

私と福津さんは夏の7月、8月だと思ったのですが、
12月が旬だという意見もあるのだそうです。
12月はクリスマスや年末年始で、一年のうちで一番需要が高いようです。

路地植えのイチゴとは違い、12月に出荷するためには、6月後半から7月末まで
育苗ハウスを幕で覆ったり、夜の室温を20度以下にする必要があります。
その冷房のために電気を使っていますが、コストがかかってしまいます。

そこで、「雪」を利用して冷房をする試みが始まっているようです。
胆振管内豊浦町のいちご生産団地では、昨年雪500トンを集めて
ハウス1棟の半分を冷房しました。

雪冷房の効果としては、雪1トンあたり石油10リットルを節約して、
二酸化炭素の排出抑制効果は約30キロあるそうです。

雪はやっかいで苦労もしますが、白い石炭という人もいるらしく、
新エネルギーとしておおいに役立つときが近いかもしれません。
(参考:2月5日北海道新聞)

サラリーマン金太郎

久しぶりにサラリーマン金太郎を読み返した。
8巻では、金太郎が電信用の鉄塔を建設するために
アフリカの砂漠へ向かう。
そこでは「年間40キロから50キロの速度で砂漠は拡大しているらしい」
という砂漠化が進んでいることを話すシーンがあった。
登場人物の「この現実は日本人にとっても遠い」とつぶやいた言葉が印象的だった。

第8巻は1996年9月に第1刷が発行されている。

今の砂漠化の現状はどうなのだろう。

「砂漠化」についてインターネットを検索してみると、
衝撃的な数字が1回目でヒットした。
それは、砂漠化リアルタイムカウンター(砂丘・オアシス倶楽部様HPより)
というもので、
刻々と進む砂漠の面積が表示され、「緑の大地が無くなるまであと○○日」
という表示も並んでいた。

現在、全陸地の約4分の1、36億ヘクタールという面積が砂漠化の影響を
受けていて、毎年九州と四国を合わせた面積と同じくらい砂漠化しているそうだ。

砂漠化対策条約(1996年)が発行され、
様々な工夫ある支援や、取り組みを世界中の人々が頑張って行っている。
だが、砂漠化の進行は進んでいるようだ。

砂漠を緑の農地にできると、食料も水も貧困も温暖化も、たくさんの問題解決
につながるのに、人の知恵では砂漠化は止められないのだろうか???

FMアップル報告、札幌でも風力発電?!

2月9日放送。
手稲区山口地区では2004年10月から2005年9月の1年間、風力発電を行うために
風況調査を行い、その調査結果が出たようです。
風速は平均6メートルを超え、風力発電の採算性が見込めるようです。
設置する風車の規模は高さ約80メートル、発電能力1650キロワット、
総事業費約3億2千万程度の規模を想定しています。
発電した電力は北電に売電する意向です。
北電では、風力発電から新たに5万キロワットを追加購入することが
決まりました。
早ければ2008年に風車建設が始まるようです。
建設されると、JRの車窓からも風車の姿が見えて、札幌近郊の人たちは
自然エネルギーをさらに身近に感じることができるようになりますね。
(北海道新聞1月7、18、31日記事より)

FMアップル報告、海洋発電

2月1日の放送は、海洋発電についてお話しました。
海洋発電というのは、海水の表面の温度と深層の温度との
温度差を利用して発電するしくみです。
気化しやすいアンモニアを海面近くの表温水で気化させ、
その蒸気で発電。深層水で蒸気を冷やして液化させ循環させるしくみです。
沖ノ鳥島(東京都)というところで、この施設を建設する検討がはじまりました。
海水の温度差を利用することと、発電の過程で海水が真水に変わることなど、
発展途上国での利用も考えられますが、技術的な課題もあるようです。

仙台の人はいいひとばかりだー!

ときおり登場のルミルミです。

1月28日(土)仙台で「環境NGOのつどい」に参加してきました。
地球環境基金助成金を受けている団体の中間報告会です。

宮城教育大学小金澤孝昭様のコーディネートで、ひまわりの種の会は
循環型社会部門の分科会でご報告をさせていただきました。

そこでは4団体の活動発表と一般参加者との意見交換が行なわれました。
一般参加者といっても、それぞれの地域や学校で大活躍されている方々
でしたので、とても刺激的な意見交換、情報交換の時間でした。

地域交流って、良いものですね。
札幌や北海道との違いが分かったり、地域の特色を活かした
活動に感動できたり。
仙台近郊で取り組まれている先進的な事例の多くを学ばせていただきました。

短い時間での触れ合いでしたが、仙台の素敵な方々にお会いできて
とても有意義でした。

次の日、しばらく雪続きの札幌とは違い、
仙台はとてもお天気が良く、”太陽光”を充電しに松島へ行きました。
観光パンフレットを眺めながら歩いていると、
先日ねん挫した足をまたしてもグキリ。
次の瞬間には顔面を地面にたたき付けていました。

「あら~大変だわ、どうしましょう..」
という声が頭上で聞こえていても、しばらく立ち上がることができませんでした。
手を貸してくださったのはセレブな3人組の奥様。
すぐ近くにあるお店のベンチまで支えてくださり、
「仙台を嫌いにならないでね、松島を嫌いにならないでね」
と仰りながら、顔面を流れている血や、手に付いた血を拭いてくださいました。
お店の方と一緒にばんそうこうを貼ったり、
「これだと恥ずかしくないわよ」と、マスクも買ってくださいました。

「差し支えなければ、ご住所をお伺いしても良いですか?」
「お気になさらないで」と奥様がた。
「せめてお名前だけでも..」
「お気になさらないで~~」
と、バスに乗って去っていかれました。
あ、ありがとうございます..

がっくりと肩を落として厄病神のようにそこに座っているわけにもいかず、
トボトボと五大堂へ向いました。
五大堂にはお宮があり、思わず手を合わせてお礼をしました。
そこでおみくじを引くと、なんと「大吉」
松島の神様はなんていい神様なんだー!

少し元気になって、帰りに先ほどのお店に寄ると、
お土産の代金を安くしてくれて、
「階段が多いから気を付けてお帰りください」と
お声を掛けていただきました。

仙台のみなさま、大変お世話になりました!
また是非松島へ伺いまーす☆