シリコンのこと

 太陽電池の基礎素材で多くを占めるシリコンを国内で量産できるようになるようです。
 日本経済新聞8月19日の記事によると、新日本製鉄では、太陽電池の年産2千トン規模の新工場を2010年までに建設するそうです。新日鉄の他にもJFEスチール、トクヤマなどが太陽電池向けの多結晶シリコンを量産する計画です。
 国内でシリコンが調達できるということは、今後安定した価格で太陽光発電の一層の普及が見込まれます。
 私たちが自然エネルギーをPRするときに「何年でモトとれるの?」という言葉を時折耳にすることがあります。つい最近までは、「15年ほどでモトがとれるようです」と答えていましたが、ふと思うことがありました。
 それは、テレビやDVDなどを買う時に“モトを取る”ことを考えて買うことはあまりないかも、という思いです。今までは“我が家に太陽光発電”はなにか特別な出来事だったのかもしれません。
 国内生産のシリコンの量産によって太陽電池の価格がさらに手頃になると嬉しいですね。
 太陽光発電はテレビやその他の家電ように電気を消費し続ける物ではなく、電気を創出し続ける“スグレモノ”です。
 もう少ししたらテレビなどを買うのと同じ感覚で、生活を快適にするアイテムのひとつとして「どこのソーラーにしようっか」という会話があちらこちらから聞こえてくるかもしれません。(9月6日FMアップル放送より)

市民公募の原稿

こんにちは。
先日札幌市で市民公募委員募集、というのがありましたので応募してみました。
“地球を守るためのプロジェクト札幌行動”を策定するにあたり、市民会議を設置して進めていくそうです。
「地球環境問題と札幌市の役割」について論文(400字程度)の項目を記載します。
落選したらごめんなさいね。
(小論文記入欄)テーマ:地球環境を守る市民と札幌市の連携について
 地球温暖化の要因である温室効果ガスの多くは都市から排出される現状がある。住宅、オフィス、店舗で使用する民生部門の電気や冷暖房設備、自動車での移動など、都市機能を活かしながら地球温暖化を防止していくためには大きな課題がある。
 しかし、市民、行政、事業者がそれぞれの立場において取組むことのできる環境行動は広がりの可能性を持ち始めている。市民は消費者の立場としてグリーン購入が可能であり、企業は環境経営を工夫していくことで経費の節約や広報につなげることができる。
 それらの取組みが発展し、ライフスタイルに根ざした市民意識と行動の変革を促していくためには、地域コミュニティーの活性化が大切ではないかと考える。
 施策を反映した環境情報などは、希薄になった地域コミュニティーの中では“口コミ”として広がる機会が少なくなってきている。しかし、地域でのコミュニケーションは希薄になりつつも、子ども会や町内会、商店街の祭り、大学と地域が連携しているイベントなど、趣向を凝らした催しが多彩に実施されている。こうした様々な特色ある取組みを発掘し、地域活動と企業や行政との連携を深めていくこと、その情報を発信して輪を広げていくことが地域の環境保全活動を活発化させ、効果的な環境文化の発展につながるのではないだろうか。
 札幌市は地域活動の協働や連携を深める役割を担うことで、単独では限界がある環境活動を地域全体に広げていくことができる。そのことで多くの市民に情報が行き渡り、環境意識向上と環境施策のマッチングが進み、環境文化が地域に根付いていくのではないかと考える。
 また、環境保全を切り口にした地域コミュニティーの活性化は、子どもの安全、老人福祉、防災などの意識を同時に高める相乗効果が期待できる。